実はあまり知られていないバンコク近郊のおもしろ穴場スポット5選

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【バンコク】あまり知られていない面白い穴場スポット5選

こんにちは。スロバキア人のベロニカ(@verodesu)です。

タイのバンコクにかれこれ全部で4年ぐらいいます。

「バンコクのワットポーやワットパクナムなどメジャーな観光スポットはすでに訪れたし、都会の雰囲気もローカルな雰囲気も概ね体験したよ」

タイ好きの方の中にはそんな人も多いと思います。

  • でも、もうちょっと他のスポットも見てみたい。
  • もっとマイナーな面白い場所も発掘したい。

そう考えている方もいるのではないでしょうか??

実は、バンコクにはメジャーな観光地以外にも

「もっと有名になってもいいんじゃない?」

「こんなにステキなところなのになぜ知られていないの?」

と思わせる、カメラのシャッターが止まらなくなるスポットがたくさんあります。

今回の記事は、あまり知られていないけど訪れたらきっと楽しめる、バンコク市内と付近にあるおもしろ穴場スポット5選を紹介します。

具体的には

  • 各スポットの概要や特徴、オススメポイント
  • 行き方
  • 営業時間・入場料金・アクセス・住所

などの情報を交え、5つの映えスポットを紹介していきたいと思います。

この記事を読むことでタイの新たな魅力を発見でき、もっとタイのことが好きになるかもしれません。

ぜひ最後までご覧ください。

エラワン博物館

はじめに紹介するバンコクの穴場スポットはエラワン博物館。三つの頭を持つ巨大な象が印象に残る建物です。

BTS電車に乗りながら、近づけば近づくほどこの巨大な象に圧倒されます。

敷地内に入ると、穏やかでたくさんの作品がある庭園が楽しめます。

自然や象たちと様々な像とのコラボが素敵で、住みたくなるくらい快適すぎます!

まだ博物館の中に入っていないのにシャッター音の連続です。

穏やかでたくさんの作品がある庭園

建物の中へ入ってみましょう。しかし、その前に注意点があります!

実は、この建物の一番上のところにお寺があるため、ドレスコードがあります。

肩が見えるトップスや短パンでの入場は禁止されています。

ですが、入館する前に羽織を借りることができますので、ご安心ください!

さて、入り口のところで靴を脱いで中へ入りましょう。

そこには神秘的で芸術的な空間が待っています。ヒンドゥー教・キリスト教・仏教がなどの様式美が調和している様子に圧倒されます。4本の柱が天井を支え、柱一本ごとにそれぞれの宗教的な話を通して愛について語ります。このホールを統一しているのは世界中の助け合いと人間性という思いです。つまり、愛です。

階段を三階まで上ると、象の中部に辿り着きます。この空洞には大きな仏像が祀られています。

エラワン博物館は「博物館」や「美術館」と呼ばれています。が、それ以上にとても独特で唯一無二の場所です。

エラワン博物館内部
エラワン博物館内部

行き方

BTS駅チャン・エラワン(Chang Erawan)下車、徒歩10分ぐらい。

基本情報

営業時間:毎日9~18時

入場料:大人400バーツ、子ども200バーツ

住所:1 99 Kanchanaphisek Rd, Bang Mueang Mai, Mueang Samut Prakan 

アクセス:BTS チャン・エラワン(Chang Erawan)から徒歩10分

シーナカリン鉄道市場

シーナカリン鉄道市場

2つ目に紹介する穴場スポットは、バンコク
中心部から少し離れていますが、ぜひ皆さんに訪れて欲しいシーナカリン鉄道市場。こちらはマーケットとアンティークショップが楽しめる市場です。

マーケット自体は他の市場と大して変わらないかもしれません。ですが、他の市場では食べられない料理もあります。

どれも美味しいのですが、特にリブは時が過ぎてもその味を忘れられないほど美味しかったです。他にもバーとレストランがあります。

シーナカリン鉄道市場 バーとレストラン
シーナカリン鉄道市場 バーとレストラン

さらに敷地内を進むと、数多くのアンティークショップとレトロな車や飛行機、看板、オブジェなどが並んでいます。まるで70年代のアメリカに瞬間移動したような気分になります。

映えスポットがたくさんあり、買い物をしなくてもたっぷり楽しめる場所です。

数多くのアンティークショップとレトロな車や飛行機、看板、オブジェなど
数多くのアンティークショップとレトロな車や飛行機、看板、オブジェなど
数多くのアンティークショップとレトロな車や飛行機、看板、オブジェなど
数多くのアンティークショップとレトロな車や飛行機、看板、オブジェなど
数多くのアンティークショップとレトロな車や飛行機、看板、オブジェなど

週4日しか営業しない市場なので要注意です。17時頃に行くと明るいうちの雰囲気も夜の雰囲気も両方楽しめるでしょう。

行き方

街中から離れているため、タクシーかバイクタクシーで行くのがオススメです。

最寄駅はBTSプナウィティ(Punnawithi)またはウドムスック(Udom Suk)駅です。

そこからは車で約20〜30分です。

基本情報

営業時間:木・金・土・日 16~24時 (月・火・水は定休日)

住所: 1 4 Srinagarindra Rd, Nong Bon, Prawet, Bangkok 

フアタケー オールドマーケット

フアタケー オールドマーケット

3つ目のバンコクの穴場スポットはフアタケーオールドマーケット。あまり知られていない運河沿いの歴史ある水上市場です。

スワンナプーム国際空港より西の方に位置しています。

木造家屋が立ち並び、レストランとショップなどがあります。インスタ映えスポットもたくさんあり、ローカル感を楽しみながら色々満喫できます。

フアタケー オールドマーケット内部
フアタケー オールドマーケット内部

かつてこの地域にワニがたくさんいたことに由来して「フア(頭)タケー(昔の言葉で「ワニ」)」という名がこの市場につけられました。今でもワニ肉の串焼きなどを食べることができます。

水上市場に入ると、レトロな雰囲気の空間が待っています。家なのか商店なのか時々分からなくなります。水上作りと思わせないほどのオシャレカフェやインスタ映えスポットがたくさんあります。

ローカル感を楽しみながら色々満喫できる
ローカル感を楽しみながら色々満喫できる
ローカル感を楽しみながら色々満喫できる

特に人気のあるスポットはSi Yaek Hua Takhe Kafe&Guesthouseというところです。

花がたくさん飾ってあり、庭にある船に乗ると2階からインスタ映え抜群の写真を撮ってもらうことが可能です。

このお店の他にもたくさんの花が飾られたスポットがあるので、カメラのシャッターが止まらなくなるでしょう。

行き方

街中から離れているところにあるため、タクシーかバイクタクシーで行くのがオススメ。

スワンナプーム国際空港と街中を結ぶエアポート・レール・リンク (ARL)を使う場合は、最寄りのARL駅であるラット・クラバン(Lat Krabang)で下り、車で約12分で着きます。

基本情報

営業時間:毎日10~18時

住所:Soi Lat Krabang 17, Khwaeng Lat Krabang, Lat Krabang, Bangkok 

クレット島

クレット島

バンコクには海がなく内陸に位置していますが、実はバンコク付近に島があることはあまり知られていないようです。

4つ目に紹介する穴場スポット、クレット島はノンタブリー県にあるチャオプラヤー川の中州に存在する島です。

島に着くと最初に屋台と寺院が目に入ります。さらに奥に進むと陶器のお店や菓子店などが立ち並んでいます。他にもオシャレなカフェと映えスポットがたくさんあり、細い道を迷いながら楽しめます。

クレット島 カフェや陶器店などの映えスポット
クレット島 カフェや陶器店などの映えスポット
クレット島 カフェや陶器店などの映えスポット
クレット島 カフェや陶器店などの映えスポット
クレット島 カフェや陶器店などの映えスポット

島を巡っていると、様々な陶器を目にすることができます。店頭商品や壁の飾り付けとして。どれも魅力的です。

焼き物センターではタイで初めてつくられた耐火レンガ製の窯を見学することができます。

菓子店は、タイの伝統的なお菓子はだけではなく、ケーキなどの洋菓子も堪能できます。どれも可愛くてつい写真を撮りたくなります。

クレット島 タイの伝統的なお菓子はだけではなく、ケーキなどの洋菓子も堪能できます
クレット島 タイの伝統的なお菓子はだけではなく、ケーキなどの洋菓子も堪能できます
クレット島 タイの伝統的なお菓子はだけではなく、ケーキなどの洋菓子も堪能できます

そして、ここクレット島は焼き物とお菓子で有名な島ではありますが、すごく美味しいクラフトビール屋さんもあります。

暑い日に川沿いの席でゆっくり飲むビールって最高じゃないですか?

暑い日に川沿いの席でゆっくり飲むビールって最高じゃないですか?

行き方

バンコク中心地からクレット島の玄関口となる寺院ワット・サナム・ヌアまでタクシーを利用。

境内奥の船着場からクレット島行きの渡し船に乗ってアクセスできます。

もしくはBTSサパーンタークシン(Saphan Taksin)駅近くのサートン桟橋から、ローンテールボートを利用すれば約1時間で着くことができます。

料金は交渉制ですが、約1,000バーツ前後となりますので、タクシーで向かった方が割安です。

基本情報

営業時間:殆どのお店は週末のみの営業となるため、土日に行くのがオススメです。

住所:Ko Kret, Nonthaburi 

ムアンボーラーン古代都市

ムアンボーラーン古代都市

5つ目の穴場スポットはムアンボーラーン(古代都市)

バンコクから南西に位置するサムットプラカーン県にある世界最大級の野外博物館です。

とにかく広く、そこはもはやテーマパークのような空間。

ここではタイ全土の文化遺産をほぼ実物大で再現しています。そのため、たった一日でタイを全国1周した気分になれます。

もう一つ面白いのは、ムアンボーラーンの地図を見ると敷地自体がタイの形をしているのです。

敷地が非常に広いため、入り口で自転車やゴルフカートを(有料)借りられます。

疲れた時はカフェや飲食店、お土産屋さんなどもあるのでゆっくり過ごせます。

数多くの世界遺産をこの一ヵ所だけで楽しむことができ、とにかく圧巻のスケール。

しかも、どの文化財も映え映えスポットばかりで、探検しながらたくさんの素敵な写真を撮れますよ。

ムアンボーラーン古代都市
ムアンボーラーン古代都市
ムアンボーラーン古代都市
ムアンボーラーン古代都市

入場料は700バーツで決して安くはありませんが、丸一日ゆっくりと過ごせると思うとコスパは悪くないかもしれません。

どうしても高く感じるなら16時以降に行くと半額で入場できるのでがオススメです。

自転車かゴルフカートで回れば、たった2時間でも全ての場所を周り十分に楽しめます。

行き方

BTS線の終点であるケーハ(Kheha)駅からタクシーかバイクタクシーで約5分です。

基本情報

営業時間:毎日9~18時

入場料: 外国人 大人 700バーツ/子供(6~14歳)350バーツ

ワークパーミットまたはタイ運転免許証をお持ちの方はタイ人と同様の金額 400バーツ

※16時以降は半額

住所:296 Sukhumvit Rd, Bang Pu Mai, Mueang Samut Prakan

まとめ

今回はバンコク市内と近隣の県にある、あまり知られていない面白い穴場スポットを5つ紹介いたしました。

いかがだったでしょうか?行ってみたいと思える場所はありましたか?

バンコクにはよく知られている素敵な場所はたくさんあります。その一方この記事でご紹介したのは、マイナーな穴場スポットばかりなので、もし時間があればぜひ訪れて欲しいです。

筆者自身もお気に入りの場所ばかりで、この記事を書きながらまた行きたいとウズウズしていました。

全てを載せきれない程、映え写真をたくさん撮ったのですが、この記事を通して雰囲気だけでも伝わると嬉しく思います。

この記事が、マイナーでありながらとても素敵で映える穴場スポットが大好きな皆さんのご参考になれば幸いです。

ライター:ベロニカ (@verodesu)

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スロバキア出身。チェコの大学で日本の専攻し、主にアジアにいる。渡航35ヶ国。現在通訳翻訳者・ライター・英語&異文化多様性講師をやりながらノマドを目指している。旅、写真、歌や美味しい物などが好き。

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