美しいビーチが魅力!クラビ&ピピ諸島のおすすめスポットを在住者が紹介
こんにちは、スロバキア出身のベロニカ(@verodesu)です。
タイのバンコクに全部で4年ぐらい住んでいました。
バンコクに長期間滞在していると、自然が恋しくなります。そういうときは、海や山を求めて都会から地方へ行きたくなりますよね。
自然が豊富なタイにはたくさんの選択肢がありますが、今回は南タイに位置する「クラビとピピ諸島」の魅力についてご紹介します。
写真が好きな方も、ビーチでゴロゴロしたい方も、アクティビティ好きな方も、きっと美しいエメラルドグリーンの海の虜になるはず。
このクラビとピピ諸島は一度でいいからぜひ訪れて欲しい筆者イチオシの場所の一つなのです。
今回の記事では
- クラビー・ピピ諸島への行き方
- おすすめスポット
- レストラン
- アクティビティ
などを実際に訪れた筆者のリアルな感想と共に紹介していきたいと思います。
この記事を読めば、クラビとピピ諸島を訪れた際の楽しみが増えるに違いありません!
ぜひ最後までご覧ください。
クラビへの行き方
バンコクからクラビへ行く方法は3つあります。バス・電車・飛行機です。
飛行機
バンコクからクラビへの距離を考えると飛行機で行くのが最も賢明です。
フライト時間は約1時間30分で、片道チケットは1,000バーツから買えますのでコスパは最高です。
電車
クラビーは鉄道駅がないため、バンコクのフワランポーン駅かバンスエ駅から電車に乗り、スラートターニー駅で下車。ここからシャトルバスでスラートターニーのバスステーションまで行き、そこからクラビへのバスを利用できます。
電車は昼発と夜発があります。
バンコクから目的地までは、
- 昼発なら約9〜11時間
- 夜発なら約12時間
かかります。
スラートターニーからクラビまでは約3時間です。
また、列車のチケットは駅または以下のサイトからオンラインで買うことができます。
運賃は座席のクラスや種類によって異なりますが、大体以下のようになっています。
- 三等席(扇風機)約270バーツ~
- 二等席(扇風機)約420バーツ~
- 二等寝台(扇風機)約570バーツ~
- 二等寝台(エアコン付)約800バーツ~
昼発の列車に乗れば、海沿いなどタイの様々な素敵な景色を楽しめますので、時間に余裕があるならゆっくりと冒険的な旅を楽しむのも悪くないでしょう。
ちなみに、タイの電車は遅延などがよく発生するため時間の余裕を持って旅立ちましょう。
バス
バンコクからクラビまでバスでも行くことができます。エアコン付きの夜行バスで約11〜12時間かかります。値段は約725~760バーツです。
バス乗り場はモーチットと南ターミナルの2か所にあります。
クラビのおすすめエリア「アオナンビーチ」
クラビーに来ると、誰もが必ず訪れるアオナンビーチ。
ビーチ沿いのメイン通りにはホテルはもちろん、様々な飲食店、お土産屋さん、ツアーやアクティビティに申し込めるツアー会社などがたくさん立ち並び、外国人で賑わっています。
クラビのおすすめレストラン
アオナンビーチはリゾート地なので、残念ながら「ザ・辛いタイ料理」を食べることができませんが、国際食豊かな美味しいレストランがたくさんあります。辛い食べ物が苦手な方にとっては朗報と言えるでしょうw
ブルーマーリン(Blue Marlin)
ブルーマーリンというタイ料理屋さんはアオナンビーチの秘宝と言っても過言ではありません。
場所が分かりづらく、お店自体が2階にあるため、よく探さないと辿りつけない隠れ家的なお店です。
店内の雰囲気もすごくよくて、席からビーチフロントを見下ろすことができます。
お店のオーナーはとても親切で、料理へのこだわりがとても伝わります。料理は全て美味しくて筆者はステーキを食べて特に驚きました。
営業時間:11~23時
住所:31/8 Moo 2 Ao Nang Beachfont
The Brightside Bistro
こちらのビストロはグリルチーズサンドがおすすめですが、他にも様々なメニューがあります。
飲み物の選択肢は少ないのですが、隣のカフェメニューを注文できるため、コーヒーなどいろいろなドリンクが楽しめます。
スタッフもすごく親切なので、また訪れたくなる場所の一つです。
営業時間:8時30~21時30
住所: 273, Ao Nang, Mueang Krabi
Bawarchi Delight Indian Restaurant
アオナンビーチ付近には実はたくさんのインド料理屋さんがあります。こちらの店舗をおすすめに挙げた理由は個人的にマネージャーとサービスのお陰です。
ここのスタッフは全員とても親切なのです。
注文を取る際、辛さのレベルだけではなくアレルギーまで確認してくれます。
クラビのレストランではなかなかないことです。
営業時間:11~23時
住所:Aonang medical clinic, 190 M002, AONANG BEACH, 4203 road Opposite, Ao Nang
Thailandia Bar&Restaurant (タイランディアバー&レストラン)
タイランディアバー&レストランでは、まず魚などをイメージした伝統的な飾りと素敵な雰囲気に目を奪われます。
スタッフが親切で、料理が美味しくて飲み物が豊富です。別のお店で食事を済ました後でも、このお店でドリンクと生演奏を楽しむのも良いと思います。
営業時間:14~24時
住所:150, Ao Nang
Dream Bar(ドリーム バー)
裏路地にある小さなドリームバーはまさにドリーム。リゾート地であるこのエリアにはローカル感のあるお店があってとてもいい感じです。
オーナーがとても親切でお喋り。名物おじさんもよくいるので様々なお話ができます。
営業時間:13~3時
住所:459/2 4203, Ao Nan
ツアー・アクティビティ
アオナンビーチ沿いの通りにはツアーやアクティビティを申し込めるお店がたくさんあります。数多くの選択肢の中から、興味のあるものや、時間の都合などに合わせて好きなものを選びましょう。
例えば以下のようなツアー・アクティビティがあります。
- ピピ諸島周遊ツアー
- カヤック体験
- サンセットディナークルーズ
- シュノーケリング
※ツアーとアクティビティは前日までに購入する必要があります。
著者が実際に体験したのは、カヤック体験とピピ諸島周遊ツアーです。
カヤック体験の時は雨が降っていましたが、崖の下で雨宿りをするなどとてもいい経験をしたなと思います。アクティブな体験が好きな人にはめっちゃおすすめです。
ピピ諸島巡りツアーは、この地で最も人気のあるツアーと言っても過言ではありません。
その大きな理由は、レオナルドディカプリオが出演したザ・ビーチという映画が撮影されたマヤベイ(マヤビーチ)も訪れることができるからです。
エメラルドグリーンの海と真っ白で柔らかすぎるビーチを超える場所は他にないかもしれません。
以前は環境再生対策として閉鎖していたマヤベイですが、2022年3月にオープンしたということもあり、今は再びたくさんの観光客が集まるようになりました。数年ぶりにベイビーシャークを見ることもできます。
マヤベイ以外にも、シュノーケリング体験やピピ本島でのランチなどを楽しめます。
ピピ諸島への行き方
日帰りツアーでピピ諸島を訪れて満足する人も多いかもしれません。
ですがピピ本島に1〜2泊すると、ピピ諸島の魅力をもっと体感することができてよい経験となるでしょう。
ピピ本島へ行きたい場合、2つの行き方があります。
- プーケットからの行き方
- クラビからの行き方
プーケットから行く場合
プーケットのラサダ港からピピ本島のトンサイ港までの行き方は主に3つあります。
- 大型フェリー
- スピードボート
- 日帰りツアー
大型フェリーは、所要時間約2時間。片道600バーツ、往復1,000バーツです。
スピードボートは、約1時間で着きますが、片道900〜950バーツで往復の場合1,500〜1,700バーツです。フェリーより少し高額です。
スピードボートでは、トンサイ港またはレムトン港へ行くことができます。
クラビから行く場合
ピピ諸島はクラビ県に位置しておりプーケットよりクラビ県の陸のほうが距離的に近いため、クラビから行く方が時間とお金を節約できます。
クラビからもフェリー、スピードボート、日帰りツアーという3つの移動手段があります。
フェリーは420〜580バーツで、約1.5〜2時間。
乗合スピードボートは、約1,000バーツで、約1時間で着きます。
日帰りツアーは色々とあるのですが、著者が体験したピピ島巡りツアーはホテルからのトランスファー、ランチ、飲み物、国立公園の入場料も含め、なんと3,400バーツかかりました。(国立公園の入場料だけで400バーツもかかるのです)
おすすめの日帰りツアー
日帰りツアーのパッケージは色々な種類がありますが、最も人気なのはピピ諸島の島巡りツアーでしょう。特にマヤベイを訪れるツアーパッケージは外国人に人気です。
その理由は、レオナルドディカプリオが出演した映画「ザ・ビーチ」はここで撮影され、エメラルドグリーンの海と白くて柔らかい砂浜が一気に認知され毎日たくさんの観光客が来るようになりました。
色々な島を巡る以外にも、絶景、湾での水泳、シュノーケリング、ピピ本島でのランチなどが楽しめます。
ピピ本島に宿泊する
ピピ本島(ピピドン島)は有人島。ピピ諸島の中心は観光地となっていて、ホテルと飲食店がたくさん立ち並び、朝から夜まで観光客で賑わっています。
綺麗なビーチがたくさんあり、山に登ればピピ島を見下ろせるビューポイントもいくつかあるため、ゆったりと時間を過ごすのも、身体を動かしてアクティブに楽しむこともできます。
夜に街中へ行けば、数多くの飲食店とバーが待っています。生演奏を聴けるお店もたくさんあり、歌のリクエストも歓迎してくれます。
そして、この島には猫がいっぱいいるので、猫好きにはたまらないでしょう。
まとめ
今回はクラビとピピ諸島の魅力について紹介しましたがいかがだったでしょうか?行ってみたくなりましたか?
タイには数えきれない素敵な島と場所がたくさんあります。今回ご紹介したクラビとピピ諸島は、バンコクから週末を利用した小旅行でも充分に楽しめます。
筆者自身も山や海がある場所が好きなので、クラビはタイ国内でお気に入りの場所の一つです。
何回か訪れたことがあるにも関わらず、また行きたいと思っています。
記事に載せきれない程、映える写真をたくさん撮りましたが、この記事を通して雰囲気だけでも届けられたら嬉しく思います。
この記事が、タイ好きそして自然が大好きな皆さんのご参考になれば幸いです。
ライター:ベロニカ (@verodesu)