【初心者向け】海外移住・長期滞在の全手配ガイド:航空券から海外旅行保険まで10ステップで完結
海外移住や長期滞在を初めて計画するとき、「何から始めればいいか分からない」という状態になる人がほとんどです。
航空券、宿、保険、SIM、銀行——やるべきことは多いのに、どの順番で進めるべきかが分からないまま、出発直前になってバタバタする。
この記事では、海外移住・長期滞在の手配を10のステップに整理して、具体的な手順とおすすめサービスを紹介します。特に航空券・ホテルの予約にはTrip.com、海外保険にはSafetyWingを活用する流れを中心に解説します。
まずは全体像を把握する
渡航準備は、大きく「出発前」と「到着後」の2フェーズに分かれます。
出発前にやること(ステップ1〜9)
| ステップ | 内容 | おすすめツール |
|---|---|---|
| ① | 渡航先と滞在期間を決める | — |
| ② | ビザ・査証の要件を確認する | 在外公館サイト |
| ③ | 航空券を予約する | Trip.com |
| ④ | 宿・住居を手配する | Trip.com |
| ⑤ | 海外保険に加入する | SafetyWing |
| ⑥ | SIM・通信環境を準備する | eSIM各社 |
| ⑦ | 海外送金・銀行口座を整える | Wise、住信SBIなど |
| ⑧ | 荷物・持ち物を揃える | — |
| ⑨ | 出発前の最終チェック | — |
到着後にやること(ステップ10)
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ⑩ | 現地のSIM開通・住居確認・保険カード確認 |
ステップ①:渡航先と滞在期間を決める
最初にすることは「どこに行くか」「どのくらい滞在するか」の決定です。これが決まらないと、航空券も宿も保険も手配できません。
決める前に確認すること
- 生活コスト(物価・家賃の水準)
- 気候・時差(仕事の時間帯への影響)
- Wi-Fi・インターネット環境
- 日本からのフライト時間・直行便の有無
- 日本人コミュニティの有無
初心者に人気の滞在先
ノマドや海外移住の初心者に選ばれやすい都市には、タイ・チェンマイ(物価安・Wi-Fi良好・日本人多い)、インドネシア・バリ島(ノマドコミュニティが活発)、ジョージア・トビリシ(ビザなし1年滞在可・物価安)などがあります。
「海外移住ってどうやって最初の一歩を踏み出すの?」と思っている方には、実際に30代後半でデジタルノマドへ転身したくるログ編集長(私)の体験談が参考になります。
「海外移住ってどうやって最初の一歩を踏み出すの?」と思っている方には、実際に30代後半でデジタルノマドへ転身したくるログ編集長(私)の体験談が参考になります。
→ 30代後半で海外移住を決意!デジタルノマドとして生きていくために実践した5つのこと
滞在先が決まったら、すぐにステップ②のビザ確認へ進んでください。
ビザの種類によっては「入国前に申請が必要」な場合があり、出発直前に気づくと間に合わないことがあります。
ステップ②:ビザ・査証の要件を確認する
日本のパスポートはビザなし渡航できる国が多いですが、長期滞在となると話が変わります。
確認すべきポイント
- ノービザでの滞在可能日数(多くの国で30〜90日)
- 滞在延長の手続き方法
- 就労ビザ・ノマドビザの有無
- 入国時に必要な書類(保険証明書、帰りの航空券など)
情報の確認先
外務省の海外安全情報サイト(MOFA)と、目的地国の日本大使館サイトが最も信頼性が高い情報源です。渡航前に必ず確認してください。
⚠️ ジョージアでは2026年から、入国の際に医療保険の加入証明書の提示が義務化されました。SafetyWingの保険証は英語の証明書として利用できます。
ステップ③:航空券を予約する【Trip.com】
ビザの確認が終わったら、次は航空券の確保です。
Trip.comを使う理由
Trip.comは多くのノマドワーカーが利用する大手旅行プラットフォーム。アジア路線の価格競争力が高く、日本語で完結して手配できます。
- 複数航空会社を一括比較できる
- LCC(格安航空会社)も含めて検索可能
- フライト+ホテルのセット検索で割引が出ることがある
- 日本語カスタマーサポートあり
航空券予約のコツ
長期滞在の場合、「片道航空券」で入国しようとすると入国拒否されるケースがあります。入国時には往復または第三国行きのチケットを持っていることが求められる国が多いため、復路や次の渡航先へのチケットも同時に確保しておくのが安全です。
Trip.comでは帰国便や乗り継ぎ便もまとめて探せるので、往路と合わせて検討してください。
ステップ④:宿・住居を手配する【Trip.com】
航空券が決まったら、最初の数日〜数週間の宿を確保します。
最初は短期予約から始める
長期滞在を前提にしていても、現地を見てから住む場所を決めたほうが失敗が少ないです。最初の1〜2週間はホテルやゲストハウスに泊まりながら、現地でアパートや月極の物件を探すのが一般的なやり方です。
Trip.comでは、ホテルだけでなくサービスアパートメントや長期滞在向けの施設も検索できます。「長期割引」のある物件もあるので、チェックイン時に直接交渉すると滞在費を下げられることがあります。
予約前に確認すること
- キャンセルポリシー(フレキシブルか否か)
- Wi-Fiの速度・安定性(レビューで確認)
- 最寄りのコワーキングスペースへのアクセス
- 洗濯機・調理設備の有無(長期ならあると便利)
ステップ⑤:海外保険に加入する【SafetyWing】
航空券と宿が決まったら、次は保険です。多くの人が後回しにしがちですが、入国前・渡航開始前に加入しておくのが鉄則です。
なぜSafetyWingがノマドに選ばれるのか
SafetyWingはノマド・海外移住者向けに設計された旅行医療保険(Essential)と総合健康保険(Complete)の2種類を提供しています。
| 項目 | Essential | Complete |
|---|---|---|
| 対象 | 旅行中の緊急医療 | 日常医療〜緊急まで |
| 補償上限 | $250,000 / 期間 | $1,500,000 / 年 |
| 料金(18〜39歳) | $62.72 / 4週 | 公式サイトで確認 |
| 加入期間 | 5日〜364日(随時更新) | 12ヶ月契約 |
| 子ども | 10歳未満2人まで無料 | 別途料金 |
初心者にはEssentialから始めるのがおすすめ
まず長期旅行・海外移住を試してみる段階なら、低コストで緊急医療をカバーできるEssentialで十分です。現地に慣れて長期定住を決めたら、Completeへの切り替えを検討すると良いでしょう。
SafetyWingの申し込み手順
- 公式サイトにアクセスし、渡航先と期間を入力
- プラン(Essential / Complete)を選択
- 生年月日・連絡先を入力してクレジットカードで決済
- 確認メールで保険証(英語)が届く
申し込みから5分で完了します。保険証は入国審査時やビザ申請時にも使えます。
SafetyWingの詳しい申し込み手順はこちら:
→【2026年版】SafetyWing の申し込み方法
EssentialとCompleteの違いを詳しく知りたい方はこちら:
→SafetyWing Essential vs Complete 完全解説
他の海外保険(Genki / World Nomads)との比較はこちら:
→SafetyWing vs Genki vs World Nomads 徹底比較
家族で加入する場合の料金・条件はこちら:
→SafetyWing 家族加入ガイド|子連れ海外移住の保険はどう選ぶ?
ステップ⑥:SIM・通信環境を準備する
海外での仕事や生活に欠かせないのが安定したインターネット接続です。
選択肢は主に3つ
現地SIMは現地の空港や街中で購入する方法で、安価に大容量のデータが使える反面、到着直後は通信できない空白時間ができます。eSIMは出発前にスマートフォンに設定できるため、到着直後から通信可能で便利です。Wi-Fiルーターのレンタルは日本から持ち出せますが、毎月コストがかかります。
現在は多くのスマートフォンがeSIMに対応しているため、eSIMを渡航前に設定し、現地で安いSIMを追加するのが最もスムーズな方法です。
楽天モバイル+トラベルeSIMの具体的な組み合わせ方はこちら:
楽天モバイル+トラベルeSIM完全ガイド|Trip.com・Klookの使い分けと最強の組み合わせ術
海外移住時のスマホ選び全般については:
海外移住時のスマホどうする?は楽天モバイル一択の理由6選
確認しておくこと
- 現地でのモバイルデータ速度(コワーキングスペース近くの環境も確認)
- VPNの要否(一部の国ではSNSやサービスが制限される)
ステップ⑦:海外送金・銀行口座を整える
現地での生活費をどう送金・管理するかも、事前に準備が必要です。
Wise(旧TransferWise)
為替手数料が銀行より大幅に安く、海外ノマドの定番です。Wiseのデビットカードを持つと、現地ATMからの引き出しも低コストでできます。日本出発前に口座開設・カード発行を済ませておくと安心です。
無料のカードまたは送金手数料無料クーポンがもらえるWise招待リンクをご利用ください。
👉Wise公式サイトをみる
クレジットカード
海外手数料が無料または低いカードを1〜2枚持っておくと、ホテルのデポジットやオンライン支払いに役立ちます。Visa/Mastercard両方を持っておくとより安心です。
海外ノマドにおすすめのクレジットカード選びはこちら:
海外ノマド必見!保険も充実したおすすめクレジットカード3選
注意点
一部の国では、外国のクレジットカードが使えない場面があります。現金(USD)を少額手持ちしておくと緊急時に役立ちます。
ステップ⑧:荷物・持ち物を準備する
長期滞在の荷物は「必要最低限」を意識するのが基本です。荷物が多いと移動のたびに負担になります。
必ず持っていくもの
パスポート(残存期間6ヶ月以上)と国際免許証(必要な場合)は必携書類です。ノートパソコンは仕事環境の中心になります。変換プラグは渡航先によって異なるため、マルチタイプが便利です。常備薬は現地で同じ薬が手に入らないことがあるため、多めに持参してください。
デジタルで持っていくと便利なもの
パスポートのコピーや保険証はスマートフォンとクラウドに保存しておくと紛失時のリカバリーが早くなります。
海外生活で役立つアプリまとめはこちら:
【2025年版】海外旅行で役立つ便利アプリ8選|海外生活8年目のノマドが厳選
ステップ⑨:出発前の最終チェック
出発2〜3日前に以下を確認してください。
✅ 航空券の予約番号・eチケットを印刷またはスクリーンショット保存
✅ 宿の住所・連絡先・チェックイン方法の確認
✅ SafetyWingの保険証(英語)をスマートフォンに保存
✅ 現地通貨の少額現金を用意
✅ eSIMの設定が完了しているか確認
✅ Wiseアプリへのログイン確認
✅ パスポートの有効期限の再確認
✅ 渡航先の入国制限・健康要件の最新情報を確認
ステップ⑩:現地到着後にやること
無事に到着したら、最初の24〜48時間でやることは以下の通りです。
到着当日
まずSIMの開通(または現地SIM購入)で通信環境を確立します。宿にチェックインしたら、Wi-Fiの速度を速度計測アプリで確認してください。SafetyWingの保険証をメールで確認し、保険会社の連絡先を手元に控えておきます。
最初の1週間
現地の近くにあるスーパー・薬局・病院の場所を把握しておくと、いざというときに慌てません。コワーキングスペースの候補を2〜3か所試して、自分に合う場所を見つけましょう。現地のSIMを契約するタイミングも最初の1週間が目安です。
よくある質問
Q. Trip.comは日本語で使えますか?
はい。日本語サイト(jp.trip.com)があり、予約から問い合わせまで日本語で対応できます。
Q. SafetyWingは日本出国前に加入できますか?
できます。渡航開始日を指定して事前に申し込めます。保険の有効開始日は、ご自身の出国日に合わせて設定してください。
Q. 海外移住中に日本の健康保険はどうなりますか?
海外に1年以上居住する場合、日本の市区町村への転出届を提出すると国民健康保険を脱退することになります。このタイミングでSafetyWingのCompleteへ切り替える方が多いです。手続きは渡航前または渡航直後に確認してください。
Q. 保険証が届く前に緊急で医療が必要になったら?
SafetyWingは申し込み後すぐにPDFの保険証がメールで送られてきます。それを医療機関に提示することができます。
まとめ:10ステップをシンプルに整理
海外移住・長期滞在の準備は、順番を決めて一つずつこなすだけです。
| 優先度 | ステップ | 対応ツール |
|---|---|---|
| 最優先 | ①渡航先・期間を決める | — |
| 最優先 | ②ビザ要件を確認 | 外務省・大使館サイト |
| 高 | ③航空券を予約 | Trip.com |
| 高 | ④宿を確保 | Trip.com |
| 高 | ⑤保険に加入 | SafetyWing |
| 中 | ⑥SIM・通信準備 | eSIM各社 |
| 中 | ⑦送金・銀行 | Wise |
| 中 | ⑧荷物準備 | — |
| 直前 | ⑨出発前チェック | — |
| 現地 | ⑩到着後の確認 | — |
航空券と宿はTrip.com、保険はSafetyWingと決めておくと、迷わずスムーズに手配が進みます。
