楽天モバイルは海外でどこまで使える?対応国・料金・実際の使い方を完全解説【2026年版】
「楽天モバイルって海外でも使えるの?」という質問をよく受けます。結論から言うと、指定の国と地域で、月2GBまでのデータ通信がプラン料金の支払いのみで使えます。2GBを超えても通信自体は継続でき(最大128kbpsに低速化)、追加課金が自動で発生することはありません。海外旅行のサブ回線として非常に優秀です。
この記事では、楽天モバイルの海外ローミングの仕様・使い方・注意点を整理し、eSIMや現地SIMとの比較まで解説します。
楽天モバイル海外ローミングの基本仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応国・地域 | 指定の国と地域(東南アジア・欧州・北米・韓国・台湾など主要エリアに対応。最新の対応国は公式サイトで要確認) |
| データ通信 | 月2GBまでプラン料金の支払いのみで利用可(Rakuten最強プランのデータ量として換算) |
| 2GB超過後 | 通信は継続可能だが最大128kbpsに低速化。高速データが必要な場合のみ500円/1GBでチャージ |
| 通話(発信) | 楽天リンクアプリ経由なら無料(Wi-Fi or データ使用) |
| 通話(着信) | 国内と同じ番号で受信可能 |
| テザリング | 利用可能 |
| eSIM | 対応端末あり |
ポイント:楽天最強プランは月額使用量に応じた3段階料金
– 〜3GB:1,078円
– 〜20GB:2,178円
– 20GB超:3,278円(データ使い放題)
国内の月額料金の中に、海外2GBの無料ローミングが含まれています。追加費用なしで海外対応できるのが最大の強みです。
主要エリアの対応状況
| エリア | 主な対応国 |
|---|---|
| 東南アジア | タイ・マレーシア・シンガポール・ベトナム・インドネシア・フィリピン・カンボジアなど |
| 東アジア | 韓国・台湾・中国(香港含む) |
| 南アジア | インド・スリランカ |
| 欧州 | 英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ポルトガル・ギリシャなど主要国 |
| 北米 | アメリカ・カナダ・メキシコ |
| オセアニア | オーストラリア・ニュージーランド |
| 中南米 | ブラジル・ペルーなど一部 |
対応国の最新リストは楽天モバイル公式サイトで確認できます。
2GBをどう使うか:シーン別の目安
月2GBというデータ量は、使い方によって全く印象が変わります。
| 使い方 | 消費量の目安 |
|---|---|
| Googleマップで経路検索(1回) | 約1〜5MB |
| LINEテキスト・スタンプ(1時間) | 約5〜20MB |
| メール送受信(1日) | 約20〜50MB |
| Zoomビデオ通話(30分) | 約300〜500MB |
| YouTube(SD画質・30分) | 約300MB |
2GBで十分なシーン: 地図確認・メール・SNS投稿・軽いWebブラウジング
2GBでは不足するシーン: リモートワーク(Zoom多め)・動画視聴・テザリングをメイン使用
長期滞在・リモートワーク用途では、2GBはあくまで「サブ・緊急時のバックアップ」として位置づけ、宿のWi-FiやコワーキングをメインにするのがBestです。
通話の使い方:楽天リンクが重要
楽天モバイルの海外での通話は楽天リンクアプリを使うことが前提です。
- 発信:楽天リンクアプリ経由で、日本国内への通話が無料
- 着信:国内と同じ080/090番号で受信可能(ただし転送扱いで料金がかかる場合あり)
- 国際電話発信:現地の番号への発信は別途費用がかかる(楽天リンクでは対応外)
旅行中は「連絡が取れるようにしておきたい」という用途で十分機能します。Zoomなどのビデオ会議はWi-Fiで行うほうが安定します。
eSIM・現地SIMとの比較
| 比較項目 | 楽天モバイル | eSIM(Airaloなど) | 現地SIM |
|---|---|---|---|
| 事前準備 | 不要(既存回線を海外利用) | 出発前に購入・設定 | 現地で購入 |
| コスト | 月2GBまで無料 | 1GBあたり$3〜8程度 | $10〜30/月(無制限プランあり) |
| データ容量 | 2GB/月(無料枠) | プランによる | 多い(地域によっては無制限) |
| 番号継続 | ✅(日本番号そのまま) | ❌(別番号になる) | ❌(現地番号) |
| 長期滞在 | サブ回線向き | 短〜中期向き | 最もコスパ良い |
推奨の組み合わせ:
- 短期旅行(1週間以内):楽天モバイルのローミングのみでOK
- 中期滞在(2週間〜3ヶ月):楽天モバイル(サブ)+eSIM(メイン)
- 長期滞在(3ヶ月以上):楽天モバイル(緊急時)+現地SIM(メイン)
設定方法:出発前に確認すること
楽天モバイルで海外ローミングを使うために、出発前に確認するポイントが2つあります。
- データローミングをONにする(iOS:設定→モバイル通信→ローミング、Android:設定→接続→モバイルネットワーク)
- 楽天リンクアプリを最新版にアップデートしておく
設定は日本出発前のWi-Fi環境下で行っておくことをおすすめします。現地に着いてから設定すると、一時的に通信できないロスタイムが生じます。
長期滞在・ノマドの活用シーン
デジタルノマドとして海外に長期滞在する場合、楽天モバイルは「日本の番号を持ち続けるための回線」として価値があります。
- 日本のサービス(銀行・各種認証・Amazonなど)のSMS認証を受け取れる
- 帰国時に回線維持コストが不要
- 楽天市場でのポイント付与を維持できる
長期滞在中は現地SIMをメイン、楽天モバイルをサブとして使い分けるのが最もコストパフォーマンスが高い構成です。
まとめ
楽天モバイルの海外ローミングは、月2GBまで無料で、国内の月額料金内で利用できます。
- 短期旅行:楽天モバイルだけで十分
- 中長期滞在:現地SIM or eSIMをメインにしてサブ回線として活用
- 日本番号を維持したい長期ノマド:維持回線として最適
