フリーランスに実際になってみたら生まれた5つの意識と行動変化
みなさんこんにちは。KURUMAです。
僕は2021年3月に会社員を辞め、フリーランスに転身してから6ヶ月が過ぎました。
今回は以下のような人のために、僕自信がフリーランスに実際になってみて変わった意識や行動について共有したいと思います。
- フリーランスや副業に興味があるけどなかなか一歩目が踏み出せない
- いざ始めるとメリットよりデメリットの方が多い気がしてしまう
- 自分に個人で稼ぐ力なんてないよ、、、と思っている
これらに当てはまる方や、副業を初めて見たい方、ぜひこの記事を最後までお読みください。
実際の体験談を参考にすることで、新しいことに挑戦した後のイメージが湧くため、一歩目が踏み出しやすくなると思います。
それでは、フリーランスになって変化した5つの意識と行動について具体的に解説していきます。
前提条件
- 2021年4月からフリーランスになり約半年経過
- 事業領域はWebサイト制作のPMやマーケティングコンサルティングが主
- クライアントは4−5社並行稼働
- 仕事の基本拠点は実家で、完全リモートワーク
お金の無駄遣いが減り、使い道を吟味するようになった
フリーランスになってから一番変わったことはお金の使い方です。
今までは毎月振り込まれる手取り給料から、割と適当に使って次の給料日までにいくら残ってるかだけざっくり把握している感じでした。
しかしフリーランスになってからは収入/支出を細かく見るようになり、支出についても事業用の支出か(経費の範囲か)、そうでないのかも見極めてお金を使うようになりました。
そのうち、事業外でお金を使うときも、投資なのか浪費なのかをしっかり検討するようにもなっていきました。
言い換えると、年齢を重ねるうちに物欲も徐々に減っていくこともあり、例えば下記のような何かしらリターンが期待できるものに興味が向くようになった。といった感じです。
- 未知の体験ができる
- リセールバリューがある
- 将来や役にたつ知識に変わる
- 無駄な時間を効率化できる
これら以外の支出は、見直してみると実は必要以上にお金を使っているケースが多いので、もしこの記事をお読みの方で自分にも当てはまるかも、と感じた方は自分の家計を見直してみるのも良いかもしれません。
ビジネスターゲットを変えるという選択肢が生まれた
会社員の多くの方は、ビジネスの相手がその会社のターゲットとなる層だけというケースは多いと思います。
例えば製造業ならその機械や部品を必要としているメーカーのみ、大手企業なら相手も大手企業ばかりとか。
でも個人で仕事をするようになると、ビジネスターゲットを自分の意思で自由に変えるという選択肢が生まれます。
会社員だと属している会社のポリシーやルールに沿って、ある程度決まった相手としか商売ができませんが、個人ならいくらでも相手を変えられます。
例えばIT業界で例えるなら、会社員時代は同僚もクライアントもハイレベルな専門知識を持った人ばかりの環境で、めちゃくちゃ努力しないと価値の差別化ができないケースも少なくないと思います。一方、個人でIT系の商売をすると、田舎のITリテラシーの低い人たちに簡単なホームページを作ってあげるだけでも十分商売として成り立つのです。
また、同じ10万円を稼ぐにしても、会社員なら何百万円とか何千万円とか組織で作った利益の一部を給与として受け取りますが、個人ならお客様から受け取った10万円が全額自分の懐に入ります。
無理して会社員時代と同じ土俵で勝負する必要はなく、ビジネスターゲットを変えることで今あるスキルでも十分にクライアントとWinWinの関係を気付きながらお金を稼ぐことはできるのです。
実はこれ、会社員でいるうちはこのことになかなか気付くのが難しいと思います。なぜなら会社員でいるうちは、会社員のルールの中だけで物事を考えがちだからです。
だからこそ少しでも時間を捻出して外の世界を経験するために副業をしてみるというのは、自身の柔軟性を高めると言う点でもとても価値があることだと思います。
関わる人を選ぶようになった
3つ目の変化は人間関係についての考え方です。
新しい出会いについては、未知な要素が大きいのでとりあえず積極的に会っておき、継続的に人間関係を構築するのは、以下のいずれかを満たしている人に絞ることにしました。
- ビジネスにつながる
- 新しい知識を得られる
- 心が満たされる
これを意識することで、なんとなく馴れ合いで集まっていた飲み会や、断るのか申し訳なくて参加していた飲み会に行かなくなりました。(そもそもコロナの影響で人と飲む機会が激減したのもきっかけの1つだったと思っています)
関わる人を絞ったことで、普段の生活における時間の使い方も変わってきました。
詳しくは次の章でお話しします。
自由な時間が増えたけど無駄な時間を使わなくなった
フリーランスになると当然ながら、出勤時間も退勤時間もすべて自分の裁量でコントロールすることになります。
なので仕事のない時間はゲームをしても漫画を読んでても、昼寝をしていても誰にも文句を言われません。
正直言うとフリーランスになってから3ヶ月くらいは、業務過多になるのが嫌だったので新規案件の相談が来ても、月間120時間くらいの稼働を上限に、一部お断りしていました。
ただ、実際にやってみると想像以上に時間が余ることに気がついたのです。
今はクライアントワークも自分の想像するキャパシティ上限より20〜30%ほど多く仕事を請け負うようにしつつ、空いた時間は読書やYoutubeなどで仕事に必要な知識の習得に時間を時間を使っています。
時間の使い方に対して変わったことは、有益性を求めるようになったことです。
その有益性とは主に下記の3点です。
- 健康への投資
- 知識への投資
- 仕事への投資
会社員時代は1日ごろごろNetflixを見て過ごしたり、ずっと昼寝してたりなんて日も実は結構多かったのですが、フリーランスになって自由な時間が増えたら、逆に時間を無駄にしないように気をつけるようになりました。
学びに対して本気になった
会社に属していたときは、自分の知識レベルが、すぐさま給料に反映される感覚はありませんでした。
ですが、個人で仕事をするようになると、自分の知見がそのまま案件の単価や担当領域に反映されるので、自分の収入に直結します。なので「仕事に必要だな」とか「身につけておいた方が便利だな」と思った知識があれば、それに対して本気で学ぶようになりました。そして、アウトプットまでの過程を鑑みて学ぶ内容や学び方を選ぶようになりました。
例えば、専門分野に対しての深い知識、あるいは広い分野に対して網羅的に対応できる汎用的な知識。
どちらを目指すかは個人の趣向によりますが、僕のケースでは、個人事業主になってから真っ先に以下の勉強をしました。
- 開業までの手順
- 確定申告や帳簿の付け方
- 税制について
営業や、提供しているWeb系の知識についてはサラリーマン時代にある程度身につけていたので、まずは個人事業主として最低限必要な会計と税制の知識を学びました。
ちなみに、現在副業を考えている方や、フリーランスになろうとしている方は、年間の所得が20万円を超えると確定申告が必須となります。
慣れない人にとっては突っつきにくいかもしれませんが、今は確定申告もクラウド会計ソフトを使うと簡単にできます。
僕はマネーフォワード確定申告を使って、開業届の作成から日々の帳簿付けまで行っています。
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(僕は現在個人事業主向けの「パーソナル」プランを利用しています。)
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興味があればぜひ無料版だけでも試して見てくだい。
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今回は僕自信がフリーランスに実際になってみて変わった5つの意識と行動について具体的に解説していきましたがいかがだったでしょうか?
会社員からフリーランスになると収入が不安定になると言う強い思い込みがあり、最初はとても不安でいっぱいでしたが、実際にフリーランスとして仕事を始めてみると、なんとかなるものです。
それどころか、フリーランスを始めてから生まれた意識変化や行動変化は自分にとってプラスに働くものばかりで、思い切って初めてよかったなと心から思っています。
- フリーランスや副業に興味があるけどなかなか一歩目が踏み出せない
- いざ始めるとメリットよりデメリットの方が多い気がしてしまう
- 自分に個人で稼ぐ力なんてないよ、、、と思っている
これらのような方がこの記事を読んで、新しい挑戦に一歩前に踏み出す手助けとなれば幸いです。