トビリシのショッピングモール4選!人気ブランドやファストフード店も
ヨーロッパとアジアの境界に位置する国・ジョージアにはそのおしゃれな街並みに似合うおしゃれな洋服店が数多く出店しています。
近頃はショッピングモールが続々とオープンし、世界各国に展開するグローバルアパレルブランドも数多く出店するようになりました。
加えて、子供や大人が屋内で安全に楽しめるエンターテインメント施設も登場し、親子連れやカップルが週末を過ごしたり、旅行者が一箇所でショッピングを楽しんだり、多くの人たちが様々な目的でショッピングモールを訪れています。
今回はジョージアの首都トビリシにある4つのショッピングモールを、各施設の特徴を捉えつつご紹介。
- トビリシを訪れたものの、どこで効率よくショッピングできるのか分からない
- ジョージアでの週末や空き時間を楽しく過ごせる場所を知りたい
という悩みに応えるため、それぞれのモールで買えるもの・楽しめることなど、実際に全てのモールを訪れた筆者の感想も含め、詳しく解説していきます。
この記事を読んでいただければ、ジョージア生活における買い物の悩みや煩わしさを解消し、余暇の時間を有効的に使えるようになります。
ぜひ最後まで読みいただき、気に入ったショッピングモールを訪れてみてください。
トビリシのショッピングモールの基本概要
ジョージアの首都トビリシはこの10年でショッピングモールが相次いでオープンし、従来は路面店でショッピングを楽しんでいた多くのトビリシ市民が続々とモールでショッピングを楽しむようになってきました。
またトビリシを訪れる観光客も、気軽にショッピングを楽しめ、ジョージアの生活を体感できるモールを訪れています。
現在までに「H&M」「ZARA」「MANGO」「GUESS」「PULL & BEAR」「Bershka」など世界各国に展開するグローバルアパレルブランドが相次いで進出し、ジョージアでもこれら有名店の洋服が手に入るようになりました。
その結果、街はこれまで以上に賑わいを見せるようになりました。
これらのモールはトビリシに住んでいるローカルの人たちはもちろん、旅行者や日本人を含めた外国人滞在者にとっても便利にショッピングできる場所として、多くの人たちが足を運んでいます。
ジョージアのショッピングモールの便利な活用方法
そんなトビリシのショッピングモールの魅力は1ヶ所で買い物やエンタメ、食事などを網羅的に楽しめること。その点は日本とあまり変わりません。
例えば現地で新たに洋服を買い足したい時でも正規品を適正価格で購入できます。
また映画館やボーリングなどの定番エンターテインメントに加え、遊園地やふれあい動物園などもあり、暇が出来た時や家族や友達とじっくり一日中楽しめるのも魅力的です。
大型スーパーマーケットでは、豊富なローカル食材や地元の厳選ワインなどを吟味しながら選べるため、外食に飽きたり、料理をしたい時でも困りません。
ジョージアでは有料であることが多い公共トイレも、ショッピングモール内は基本的に無料なため、ふらっと立ち寄るにも最適な場所でしょう。
そんな便利なトビリシのショッピングモール。ここからはおすすめの施設を4つ紹介していきます。
①ガレリア・トビリシ(Galleria Tbilisi)
概要
まず紹介するのは、メトロLiberty Square駅を出てすぐの場所にある「ガレリア・トビリシ」です。
市内一の目抜き通りであるShota Rustaveli通り のFreedom Squareのすぐ隣に位置し、その利便性から2017年のオープン以降、多くの客が訪れている賑やかなショッピングモールです。
元々ビジナ・イヴァニシヴィリ元首相の融資により建設された肝いりのこのショッピングモール。
地上6階、地下1階のデパートスタイルで、1フロア毎の面積こそあまり広くないものの、基本はエスカレーターやエレベーターを使った上下移動なため、たくさん歩くことなくショッピングを楽しめます。
スポーツウェアのゾーン、子供服のゾーンなど、エリアごとにジャンル分けされているため、お目当ての商品が見つかりやすいのも特徴です。
定番の世界各国に展開するグローバルアパレルブランドだけでなく、メイド・イン・ジョージアのアパレルコーナーもあり、「AVTANDIL」「SHAVDIA」などユニークなアパレルブランドも揃っています。
スポットで出しているお店もあり、行く時期によって異なるラインナップが楽しめます。
地下には市街地でも最大級のスーパーマーケット「Goodwill」があり、食材だけでなく、豊富な種類のジョージアワインも購入できます。
利用シーン
メトロ駅直結という利便性や市の中心部に位置しているというロケーションの良さから、家族連れやカップルはもちろん、旅行者がふらっと一人でショッピングできる気楽さもあります。
フードコートやカフェは、モールの広さと比較すると小さめではあるものの、全館でフリーWi-Fiを使用できるため、いざという時のちょっとした作業も可能です。
映画館やボーリング場もあり、ジョージア旅行でやりたい事が一通り完結してしまう便利なスポットに、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
基本情報
URL: https://www.galleria.ge/en
営業時間: 10:00 〜 22:00
所在地: 2/4 Shota Rustaveli Ave, Tbilisi
アクセス: メトロ Liberty Square(リバティスクエア)駅直結
②シティモール・サブルタロ(City Mall Sabrutalo)
概要
続いて紹介するのは、市内西部の住宅街であるサブルタロ地区に位置する「シティモール・サブルタロ」です。
メトロVazha-Pshavela駅からは徒歩12分という立地ではあるものの、市中心部からバスやタクシーでも20分程度というロケーションのショッピングモールです。
今回紹介している中では最も新しい2019年のオープンで、ジョージア国内でも最大級の160以上の店舗が展開されています。
欧州復興開発銀行の支援を受けて建設されたショッピングモールはとても広く、迷路のように複雑ではありますが、宝探しのように目当てのものを探せる楽しさがあります。
住宅街という立地から、家具家電や家に置く小物類を扱う店舗が多くあります。
アパレルは世界各国に展開するグローバルアパレルブランドが数多く出店していることに加え、メイド・イン・ジョージアのアパレルを扱う「City Mall Premium Space」と呼ばれるエリアもあります。ここだけ黒で統一されたシックな空間で、ユニークで楽しいショッピングが可能です。
1階にあるスーパーマーケット「Goodwill」は、広い店内のあちこちに料理や食材の絵が描かれていたり、ワインコーナーに壺の装飾があったりするなど、内装にこだわっており、ついついあれこれ買いたくなってしまいます。
利用シーン
メインターゲットは近くに住む子供連れの家族で、子供服の店舗や子供向けの巨大なアトラクションコーナーを目当てに訪れる人たちが目立ちました。
映画館やボーリング場、バーがあるほか、ファストフードを始めとした飲食店やゆったりとくつろげるカフェには、店舗とは別に屋外で食事やコーヒーを楽しめるエリアもあり、ショッピングモールにいながら開放感ある空間を味わうことが可能です。
週末に家族でお買い物やアミューズメントを楽しむのも良し。友達同士でカフェや食事を楽しむのも良し。気軽に楽しむことのできる空間へ、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
基本情報
URL: https://thecitymall.ge/en/saburtalo
営業時間: 10:00 〜 22:00
所在地: 70 Vazha-Pshavela Ave, Tbilisi
アクセス: メトロ Vazha-Pshavela(ヴァジャ・プシャヴェラ)駅から徒歩12分
③イーストポイント(East Point)
概要
続いては、ジョージア国内のショッピングモールで最大の面積を誇る「イーストポイント」です。
トビリシの市街地から東に13kmほど行った場所にあり、市中心部とトビリシ国際空港の中間に位置しています。
アメリカの投資会社Quadrum Global社によって開発され、2015年にオープンした施設は、他のショッピングモールと異なる屋外型で、郊外のアウトレットモールのような雰囲気を持つ施設です。
8万5000㎡という広大な敷地には150以上の店舗があり、敷地内の移動に時間がかかるものの、開放感を感じながら目当ての店舗を探すワクワク感があります。
ジョージアの大自然を一望できる絶好のロケーションなため、特に夕方、夕日に照らされた大地は息を呑む美しさがあります。
ただ、屋外での移動がメインとなるため、雨の日や冬の寒い日は注意が必要です。
洋服は他のモールと同様グローバルアパレルブランドを中心としており、アウトレットモールさながらのショッピングが可能です。
ホームセンター「Domino」とスーパーマーケット「Carrefour」、そして各種家具家電量販店では、ここで買えないものはないほどの充実度を誇り、ショッピングを一日中楽しむことができます。
ただし、飲食店やカフェは相対的に少規模で、アクセスは路線バスやタクシーに限られてしまいます。
利用シーン
子供向けの大型屋内遊園地や併設したゲームセンターなどエンターテインメント施設が充実しており、一日中満喫する家族連れ客が目立っています。
加えて、ジョージア初のIMAX技術を備えた10のシネマホールを誇る映画館や、ビリヤードやバーがついたボーリング場などもあり、家族連れのみならず友達同士やカップルの利用も見られます。
前述のホームセンターは買えないものがないほどの充実度を誇っており、旅行中の不測の事態にも対応できる安心感や海外での新たな発見を求めて訪れるのも面白いでしょう。
基本情報
URL: http://eastpoint.ge/home/en
営業時間: 10:00 〜 22:00
所在地: 2 Al. Tvalchrelidze str, 0182 Tbilisi
アクセス: ジョージア鉄道Tbilisi Central(トビリシ中央)駅からミニバス152系統で55分ほか
④トビリシ・モール(Tbilisi Mall)
概要
最後に紹介するのは、2012年のオープンから現在までトビリシを代表するショッピングモールと言われている「トビリシ・モール」です。別名を「TBモール」とも言い、アラブ首長国連邦のRAKEEN Development社によって南コーカサス初のショッピングモールとして建設されました。
総面積約74,000㎡を誇るジョージアでも最大級のショッピングモールです。
市街地からは12kmほどの距離があるものの、トビリシ・モール行きの路線バスが運行しており、アクセスしやすい立地が魅力的です。
ジョージア国内のショッピングモールの中でも初期に建設されたため、ここがジョージア初出店となるグローバルアパレルブランドがいくつかあります。
モール内は特にエリア分けはされておらず、アパレル、子供服、化粧品などの店舗が混在しています。各店舗の充実した品揃えと比較して、電化製品を扱った店舗は少数です。
スーパーマーケットの「Carrefour」で食材が買えるほか、広大なフードコートには「バーガーキング」「サブウェイ」といった定番のファストフード店や、寿司屋の「Sushi24.ge」、中華料理の「四合宴」といったバラエティ豊かな飲食店があり、幅広い選択肢の中で食事が楽しめます。
モール内全館でフリーWi-Fiが使え、フードコート内には自由に使えるコンセントもあるため、ちょっとした作業なども可能です。
利用シーン
週末の家族連れがメインターゲットではあるものの、近隣に大学が位置しているため、学生の利用も多く見られます。
エンターテインメント施設として映画館のほか、デジタルアート美術館やふれあい動物園といったユニークな施設があったり、古都ムツヘタとトビリシ市街地の道中に位置していることから、友達同士と観光のついでに訪れることも可能です。
基本情報
URL: https://www.tbilisimall.com/en
営業時間: 10:00 – 22:00
所在地: 16 Km Agmashenebeli Avenue, Tbilisi
アクセス: ジョージア鉄道Tbilisi Central(トビリシ中央)駅からバス333系統で50分ほか
まとめ
いかがでしたか?
私はトビリシに来るまでこのような素敵なショッピングモールがあるなんて思ってもいませんでした。ですが実際訪れてみるとその楽しさから、ショッピングモール巡りにハマってしまいました。
欲しい洋服があっても目当ての店舗を探すにはどうしても手間がかかってしまいますし、旅行中に一箇所で安全で楽しく遊べたら最高ですよね。
ショッピングモールはエンターテインメント施設と合わせて、楽しみながらショッピングが出来るとてもストレスフリーな場所です。
またローカルの人々の生活も体験でき、観光地を訪れるだけではできないユニークな発見があるでしょう。
加えて、一年を通して気温差が大きく、夏は暑くて冬は寒いジョージアでは、ショッピングモールはちょっとした休憩にも最適な場所だと思います。
ジョージアの生活を支えるこれらのショッピングモールで、ジョージアンになりきってみてはいかがでしょうか?