楽天モバイル 海外ローミング 2GBを超えたらどうなる?実体験から学ぶ最強の対処法
海外旅行中やロングステイ中に、ふとスマホを見たら「今月の海外ローミング残量0MB」——
そんな経験をしたことはないでしょうか。
楽天モバイルは海外でも使えることで有名ですが、無料で使えるデータ量は月2GBまで。長期滞在が増えてきた昨今、「2GBなんてすぐ消えてしまう」という声は実際に多く聞かれます。
この記事では、楽天モバイルの海外ローミングで2GBを超えたら実際どうなるのか、そして海外在住歴の長い私が実践しているトラベルeSIMとの組み合わせ運用まで、具体的に解説します。
※本記事はPRを含みます
楽天モバイルの海外ローミング、2GBを超えると何が起きるか
まず仕様を整理しておきます。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」には、106の国と地域での海外ローミングが月2GBまで無料で含まれています。追加費用は一切かかりません。
問題は2GBを超えた後です。超過すると最大128kbpsに速度制限がかかります。
※速度制限の詳細は楽天モバイル公式サイトで最新情報をご確認ください。
128kbpsで何ができて、何ができないか
128kbpsという速度は、正直に言えば「最低限の通信しかできない」水準です。
できること(条件付きで動く):
- LINEやメールの受信通知は届く(ただし開封・読み込みに時間がかかる)
- 短いテキストメッセージのやり取り(長文や画像が含まれると読み込みが非常に遅い)
- Rakuten Linkでの通話(音声のみ、やや遅延あり)
- Googleマップの静的な現在地確認(リアルタイムナビは厳しい)
厳しいこと(実質不可):
- YouTube・Netflix等の動画視聴
- GoogleマップのリアルタイムナビゲーションMapの読み込み
- SNSの画像・動画コンテンツの閲覧
- Web会議(Zoom・Google Meetなど)
- 大容量ファイルの送受信
海外在住のフリーランスや、クライアントとのオンラインやり取りが日常的にある方にとって、128kbpsで業務をこなすのはほぼ不可能です。
「じゃあ2GB使い切ったらどうすれば?」という現実的な解決策
選択肢①:楽天モバイルで追加データを購入する
楽天モバイルでは、海外ローミングのデータを1GB500円で追加購入できます。アプリ上で完結するため手軽さはありますが、単価としては割高です。「あと数百MBだけ足りない」という緊急時の応急処置と割り切るのが現実的な使い方で、毎月コンスタントに超過するなら他の手段を検討した方がコスパは良くなります。
※追加購入の手順・価格は楽天モバイル公式サイトでご確認ください。
選択肢②:現地の物理SIMを買う
現地のSIMショップで買う方法です。国によっては安く大容量のプランが手に入りますが、いくつかの落とし穴があります。空港のショップは割高なことが多く、街中まで出てショップを探すとなると時間と手間がかかります。また日本の楽天モバイルのSIMを抜く必要があるため、その間は日本の電話番号が使えなくなります。銀行やオンラインサービスのSMS認証が必要な場面に重なると、かなり困ることになります。
選択肢③:トラベルeSIMを使う(おすすめ)
近年急速に普及しているのが、Trip.comやKlookなどの旅行予約サイトで購入できるトラベルeSIMです。
コスト面での優位性が際立っています。サービスや国によっては1GBあたり100円を切るプランも存在し、「毎日1GB×30日間」のプランでも3,000円以下で買えるものがざらにあります。楽天モバイルの追加購入(1GB500円)と比べると、コストの差は歴然です。
さらに複数の国をまたいで使えるグローバルプランもあり、「渡航前にスマホから購入→現地でそのまま使える」ため、現地でSIMを探し回る手間もゼロ。楽天モバイルのSIMはそのまま維持しながら、データ通信だけ現地の速度で快適に使えるデュアルSIM運用が実現します。
僕が実践している「楽天モバイル+トラベルeSIM」の二刀流
ジョージア、ベトナム、タイなど複数の国に長期滞在してきた経験から、今の私の定番スタイルは楽天モバイルを「保険」として維持しながら、トラベルeSIMをメインのデータ回線に使うという運用です。
なぜこの組み合わせにたどり着いたか
トラベルeSIMは確かに便利ですが、国によっては思うように使えないケースが複数ありました。
現地の電波を拾えない、設定が完了しているはずなのに接続が切れる、速度が著しく遅くてまったく実用にならない——こうした状況は、移住先や旅先を複数経験していると必ず一度は直面します。
そんなとき、楽天モバイルの海外ローミングが「命綱」になった場面が何度もありました。
たとえば見知らぬ街でeSIMが突然繋がらなくなり、Googleマップも使えず、宿の住所確認もできない状況になったとき——楽天モバイルに切り替えて2GBの残りを使い、なんとかその場を凌いだことがあります。128kbpsの制限内でも、地図を静的に表示させて現在地確認するくらいであれば十分です。
二刀流の具体的な使い方
楽天モバイルの役割(メイン回線):
- 日本の電話番号の維持
- Rakuten Linkでの日本への無料通話
- トラベルeSIMが使えなかった時の緊急バックアップ(月2GB)
- 月額最安1,078円〜という低コスト維持
トラベルeSIMの役割(データ専用):
- 現地での動画・Web会議など大容量データ通信
- 楽天モバイルの2GB温存
- 複数国対応のグローバルプランで渡航前に一括購入
トラベルeSIMはTrip.comで購入できるものが、複数国に対応したグローバルプランが豊富で使い勝手が良いです。渡航直前でもスマホ上で完結するので、「空港で現地SIMを探す」手間がなくなります。
結局、楽天モバイルは解約すべきか?
よく「海外移住したら楽天モバイルを解約した方がいいのでは」という話を聞きますが、私の答えはNoです。
理由は大きく3つあります。
①日本の電話番号は一度手放すと取り戻せない 銀行、証券、行政手続きのほとんどが日本の電話番号へのSMS認証を必要とします。番号を維持しているだけで、日本との繋がりを確保できます。
②月額1,078円という維持コストの低さ ほぼ使わない月でもデータ0GBなら1,078円です。日本の電話番号を維持できるサービスとして、これだけ安いプランは他に存在しません。
③eSIM失敗時の緊急バックアップとして機能する これが最も見落とされがちなメリットです。どんなに優れたトラベルeSIMにも「使えない国・状況」は存在します。楽天モバイルの海外ローミングは106の国と地域をカバーしており、「保険」として持っているだけで安心感がまるで違います。
まとめ:2GBを超えたらトラベルeSIMで補え
楽天モバイルの海外ローミングで2GBを超えたら、速度制限がかかって業務には使えなくなります。でも、だからこそ2GBを温存しながらトラベルeSIMをメインに使うというスタイルが理にかなっています。
楽天モバイルは「日本の番号維持+緊急バックアップ」、トラベルeSIMは「快適なデータ通信」と役割を明確に分ける。この二刀流を知ってから、海外での通信トラブルがほぼなくなりました。
まだ楽天モバイルを持っていない方は、まず海外ローミングを試してみることをおすすめします。
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