収入0からフリーランスの道を選択した本当の理由

収入0からフリーランスの道を選択した本当の理由

みなさんこんにちは。僕は昨日3月末で働いていたベトナムの日系企業を退職し、本日2021年4月1日からフリーランスになりました。

もう今年42歳になるおっさんですが、なぜわざわさリスクをとってフリーランスの道を選んだのか?その理由を書きたいと思います。

まずはこれまでのキャリアについて

つい最近まで僕はベトナムの日系Web制作会社に勤務していましたが、これまで新卒から数えて5回転職し6社の会社を渡り歩いてきました。

ざっと僕のこれまでのキャリアを振り返るとこんな感じです。

22-28歳 

アパレルメーカー2社で6年間営業職。このころはITとは無縁で、洋服のサンプルを持ち歩いて、日本各地の小売店を駆けずり回っていました。

飛び込み営業もテレアポもしましたし、月〜金曜日までの5日間、スーパー銭湯に宿泊しながら社用車で東海・関西・北陸のアパレルショップを延々と訪問し続けたこともありました。

28-31歳 

Web会議システムなどビジュアルミュニケーションプラットフォームを企画・開発・販売する企業でWebディレクター職に就きました。28歳になってようやくITの道に足を踏み入れました。

ITデビューしたばかりだったので、タイピングも人差し指1本しか打てませんでした。(苦笑)

ITの知識もほとんどないので、難儀で意味不明な専門言葉が飛び交う現場で、案件のハンドリングすらうまくできずたくさんの失敗をしました。

この失敗の積み上げで、人並みのディレクション能力が身についたかなと思っています。

●31-38歳 

小売や出版の通販事業などを行う企業2社でWebマーケティング職に就いていました。主な仕事は、販促プロモモーションの企画や、制作ディレクション。その他にもデジタル広告のインハウス運用も少しこの頃から関わり始めました。

事業会社のWebマーケティングは企業風土や事業内容によって、スタイルが全く異なります。

1社目の事業会社は、新規会員獲得にめちゃめちゃ注力していましたし、2社目の会社は、顧客の行動を徹底分析した既存顧客の育成に注力していました。

●38-42歳

東京からベトナムに移住し、ホーチミンにある日系の製作会社に現地採用として転職し、営業から事業戦略設計、Webマーケティング請負、プロジェクトマネジメント(デザイン・開発)、チームマネジメントなど、とりあえず、売り上げを伸ばすための施策をなんでもやりました。

規模は小さいですが、事業を売り上げは入社してから2倍程度まで伸ばす頃ができました。

もともとはIT業界ではなく、30手前でようやくIT業界にデビューし色々な会社を渡り歩いてきたわけですが、

2020年にコロナが世界中で蔓延したことをきっかけに、サラリーマンでいるよりフリーランスになったほうがメリットが大きのではと考えるようになりました。

それはなぜなのか?理由は3つありました。

理由1: 自分の力で顧客の課題を解決できる状態になった

ベトナムの制作会社での仕事は上流から下流までなんでもやりました。

潜在顧客に認知してもらう所から始まり、サービスへの興味関心を持ってもらい見込顧客化させること、その後の見込顧客に実際発注してもらうまでのインサイドセールスや、要件定義〜制作〜納品までのプロジェクトマネジメントなどのプロセスまで。

顧客獲得からサービス納品までの一連の流れを自身で無理なくコントロールできるようになったのが理由の1つ目です。

理由2: コロナの蔓延によりリモートワークが一般化した

去年の2月ごろからコロナが世界中で広がり急速にリモートワークが浸透しました。

僕は長くIT業界に従事していることと、日本にある企業やハノイの企業など、遠隔地のクライアントと新規商談や、案件進行することが元々多かったため普段からリモートワークには慣れていました。

コロナの影響で今までリモートで仕事をすることがなかった企業の間でも急速にZoomなどのWeb会議ツールが浸透し世間ではDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉をよく耳にするようになりました。

商談から納品まで一連のプロセスをオンラインのみで完結することを受け入れる企業が増えれることで、同時にリモートで完結する仕事の新規獲得も容易になってくるなと思ったのです。

実際にちょっと前まで、副業としてベトナムから日本企業のマーケティングコンサルティングを完全リモートで請負っていました。

時差は2時間ほどありましたが、特に直接会わなくても支障もなく案件を進行し、無事に完了したことは自信につながったかなと思っています。

理由3: 資産に余裕が出てきた

前にベトナムの生活費の記事を書いたことがありますが、ベトナムの生活費は日本の3分の1から半分程度で済みます。

僕は会社からの給与に加えて、いくつか副業もしていため生活費の安いベトナムで暮らす中で「収入>支出」の差分(貯蓄)を結構大きく取ることができました。

実際にベトナムに移住をしてからの3年ちょっとの期間でサラリーマンでいながら個人資産を1,000万円ほど増やすことに成功しました。

これならベトナムにいても日本に戻っても、この先3年くらいの生活防衛資金としては十分な額を確保できたので、少しリスク取った生活も可能と考えました。

これからについて

一旦仕事をリセットした現在は収入がほぼ0に近い状態なので、まずはWebマーケティングやそれに関連するコンサルティング業務、Web制作のPM業務などを中心とした受諾で生活資金を稼ぐことに注力したいと考えています。

徐々にストック型のビジネス領域にも挑戦したいなとも考えているので、このブログの育成と共に、広くチャレンジしていきたいと考えています。

遠からず日本に帰国することを考えていますが、帰国したら起業や株式投資にもチャレンジしたいと思っています。

また、新規受諾案件獲得のための営業用資料として、今後僕が持っているスキル領域についても詳しい記事を書く予定です。

最後に

ここまでつらつらと、僕がフリーランスの道を選んだ理由を書かせていただきましたが、最後までお読みいただいた方、誠にありがとうございます。

少しでも面白いと感じていただけら、SNSへのシェアなどいただけると嬉しく思います。

元ベトナム在住のフリーランサー。石川県出身。 2018〜2021年はベトナムに移住。現在は個人事業主として東欧ジョージアで暮らしながらWebマーケティングコンサル・広告運用・Webディレクションなどに携わっています。 このブログでは海外で働くこと・海外移住、副業、フリーランス、スキルアップ、マーケティングの事など役立つ情報を発信。 お仕事の相談・ご依頼はこちらのフォームからお願いいたします。

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